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松島瑞巌寺数珠|松島にある国宝「瑞巌寺」

松島観光名所天長5年(828)、慈覚大師円仁によって開創された奥州随一の禅寺で、伊達政宗公の菩提寺です。
正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、現在は臨済宗妙心寺派に属しています。
本堂、御成玄関、庫裡、回廊は国宝に、御成門、中門、太鼓塀は国の重要文化財に指定されています。

■ 瑞巌寺「本堂」

入母屋造り、本瓦葺きの本堂は、慶長14年(1609)の完成。禅宗方丈様式に武家邸宅の書院を加えた10室の間取りで構成され、京都・根来の大工衆が技を競った見事な建築美を今に伝えています。東南西三方に上縁・下縁を巡らした回廊を歩きながら、日本の自然美を豪華絢爛に描いた唐戸や欄間、襖、床の間などを見学することができます。細部にまで当時の粋と職人の確かな技量がうかがえます。

■ 瑞巌寺「御成玄関」

本堂の南西端に付属する御成玄関は、別名「乙字形玄関」。
唐様(中国風)建築で、欄間に彫刻された「葡萄に木鼠」などが見どころです。

■ 瑞巌寺「庫裏」

禅宗寺院の台所。大屋根の上に煙出しが見られます。他にない巨大さと、白壁と木組のコントラスト、妻飾りの彫刻などが見どころ。本来実用本位の建物に、唐草や花肘木の彫刻を施した政宗公の美意識に、つい思いを馳せたくなる美しい建物です。

■ 瑞巌寺「宝物館」

平成7年に開館した宝物館は、現代的な展示室です。宮城県の文化財に指定されている「伊達政宗公甲冑像」など貴重な収蔵品の数々が展示されています。敷地内の発掘調査によって出土した瓦や青磁、笹塔婆、井戸、板碑などを展示する出土品コーナーもあり、現在の境内に13世紀末から17世紀初頭まで存在したという中世円福寺の当時の繁栄をうかがうことができます。

※本堂・中門・御成門は大修理により平成28年3月頃まで非公開となりますが、
修理期間中は国宝庫裏及び陽徳院お霊屋が特別公開されます。

【アクセス】JR松島海岸駅より徒歩5分。「ホテル海風土」から徒歩15分。

【瑞巌寺URL】http://www.zuiganji.or.jp/

松島円通院数珠|松島の歴史建造物の一つ「円通院」

仙台観光名所瑞巌寺の西隣にある円通院は、二代目藩主忠宗の次男・光宗の廟所です。
「大悲亭」と名付けられた本堂は、光宗が江戸で納涼の亭として使用していたものを海路で解体移築したもの。
屋根は寄棟造り、茅葺き平屋の二間造りで、瀟洒な佇まいです。

■ 円通院「三慧殿」

境内の奥まった場所にある三慧伝は、光宗の霊廟です。厨子には、伊達政宗公の命を受けヨーロッパへ渡航した支倉常長が伝えたといわれる西洋バラや十字架、スペードやハート模様などが描かれ、西洋文化の影響を受けた建造物となっています。

■ 円通院の庭園

園通院がバラ寺の愛称で親しまれているのは、天野明道住職が6000平方メートルあまりの院内に色とりどりのバラを植え込んで開放したためですが、現在ではバラの数は少なくなり、境内の庭園の至るところに見られるコケが訪れる人を魅了しています。しかし、支倉常長がローマから日本へ初めて洋バラを持ち帰った偉業の象徴として造成されたバラ園では、今でも美しいバラの花を愛でることができます。日本最古といわれる洋バラもあり、初夏に満開を迎えます。

■ 円通院「数珠作り体験」

禅宗寺院の台所。大屋根の上に煙出しが見られます。他にない巨大さと、白壁と木組のコントラスト、妻飾りの彫刻などが見どころ。本来実用本位の建物に、唐草や花肘木の彫刻を施した政宗公の美意識に、つい思いを馳せたくなる美しい建物です。

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩7分。「ホテル海風土」から徒歩15分。

【円通院URL】http://www.entuuin.or.jp/

松島観爛亭|松島湾を眺めながら抹茶を一服「観瀾亭」

観瀾亭は、伊達政宗が豊臣秀吉から拝領した伏見桃山城の一棟で、江戸品川の藩邸に移築したものを二代藩主忠
宗が松島に移したと伝えられています。海路を使い、一木一石変えずに移築したそうです。伊達家の納涼や月見
に使われていたといわれていますが、公式記録では、藩主や姫君、側室などの松島遊覧、幕府巡見使などの諸国
巡回の際の宿泊や、接待用の施設として利用されていたとされています。

観瀾亭では、お菓子付きの抹茶をいただくこともできます(400円)。美しい松島湾を眺めながらの一服は格別 の味わいです。秋には「月見の会」が開かれ、一般公開されています。

■ 松島博物館

観瀾亭に併設された「松島博物館」には、伊達家の大名道具、鎧、兜などの武具、装身具、旧時代の書画や絵画、化粧道具、中世武士の生活用具などのほか、現代の松島を上空から正確に再現した5000分の1の立体模型も展示されています。

■ 「どんぐりころころ」童謡碑

誰もが幼少期に親しんだ童謡「どんぐりころころ」は、松島町出身の青木存義が文部省在職中の大正年間に松島での幼い日を偲んで作詞したもので、観瀾亭の敷地内に歌碑があります。観瀾亭で販売しているお土産品には、どんぐりころころ文鎮なども。

■ 観瀾亭の大ケヤキ

「どんぐりころころ」童謡碑の近くにそびえる大ケヤキは、推定樹齢800年。
幹の周囲7.82m、高さ35mほど、「宮城県けやき番付」で見事一位に推挙された巨木です。

【電話】022-353-3355

【料金】大人200円、高・大生150円、小・中生100円

【開館時間】8時30分~17時(11~3月は~16時30分)

【休館日】無休

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩5分。「ホテル海風土」から徒歩10分。

松島福浦島|松島湾に架かる朱塗りの橋が目を引く「福浦島」

福浦島は松島海岸の東に浮かぶ、面積6ヘクタールほどの島。
全長252mの朱塗りの橋で陸と繋がれています。
県立自然植物公園となっている島内には、アカマツ、スギ、モミなどの大木をはじめ
数多くの樹木や草花が自生し、植物の宝庫となっています。

歩きやすい遊歩道が整備されていて、散策しながら植物の解説を読むのもよし、
フィトンチッドあふれる森林浴を楽しむもよし。
弁財天や縄文時代の貝塚など、歴史ある史跡も残されています。

見晴台やあずま屋からの松島湾の眺望も抜群。
茶店などの施設もありますが、お弁当持参もおすすめ。

樹木に囲まれた芝生広場(多目的広場)からは海も望め、お弁当を広げるのにぴったりの場所です。

【電話】022-354-3457

【料金】大人200円、子供100円

【営業時間】8時~17時(11~2月は~16時30分)

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩10分。「ホテル海風土」から徒歩5分。

松島五大堂|松島のシンボル「五大堂」

松島を代表する建造物である「五大堂」は、大同2年(807)、坂上田村麻呂が東征の折り、毘沙門堂を建立し、
後に、慈覚大師円仁が円福禅寺(瑞巌寺の前身)を開いた際、「大聖不動明王」を中央に、「東方降三世」、
「西方大威徳」、 「南方軍荼利」、「北方金剛夜叉」の五大明王像を安置したことから、
五大堂と呼ばれるようになりました。

現在の建物は、伊達政宗公が桃山様式の粋を尽くして再建したもので、瑞巌寺に先だって建立されました。
桃山建築としては、東北地方最古の建物です。

■ 五大堂の伝説

慈覚大師円仁が五大明王を安置したところ、坂上田村麻呂が祀った毘沙門天は光を発して沖合いの小島に飛び去り、
その島が毘沙門島となったと言い伝えられています。

■ 五大堂のご開帳

五大堂の扉は通常は閉じられており、33年に一度一般公開されます。近年では、平成18年8月にご開帳が行われました。

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩約15分、「ホテル海風土」から徒歩7分。

【拝観時間】8時~日没

【休み】無休

【料金】無料

松島四大観|松島の絶景ポイント「仙台松島の四大観」

松島湾に浮かぶ260余島を東西南北から一望する名所が「四大観」です。それぞれの場所から松島湾を眺めた印象から“麗観”“偉観”“壮観”“幽観”と呼ばれています。

■ 松島四大観「富山」

松島四大観では“麗観”と呼ばれており、明治9年には明治天皇も登られたことのある由緒ある場所です。杉や松、樅の大木に覆われた山頂の大仰寺には、奥州三観音の一つ・富山観音が祀られています。松島湾の島々は、静寂な趣ただよう大仰寺の庭から東南西の三方を一望することができます。駐車場から階段で6分ほどで頂上に到着します。

【富山アクセス】JR仙石線陸前富山駅から徒歩45分。「ホテル海風土」から車10分。

■ 松島四大観「多聞山」

松島四大観の“偉観”です。七ヶ浜町の北端、代ヶ崎の断崖に太平洋から打ち寄せては砕け散る波の雄大さから名付けられました。松島の島々だけでなく、塩釜港に出入りする大小の船舶の往来の様子とあわせて眺望を楽しみたいスポットです。

【多聞山アクセス】JR仙石線陸前富山駅から徒歩45分。「ホテル海風土」から車10分。

■ 松島四大観「大高森」

松島四大観の“壮観”です。松島の形状を箱庭のように見られることから名付けられました。松島湾の東側、東松島市宮戸島のほぼ中央にある高峰で、山頂からは嵯峨渓と松島湾を望みます

【大高森アクセス】 JR仙石線野蒜駅から登口まで車15分、山頂まで徒歩20分。「ホテル海風土」から車20分。

■ 松島四大観「扇谷」

松島四大観の“幽観”です。双観山の背後にある高地で、山頂からは松島湾の入り江が扇を広げたように浮かんで見えることから、扇谷と呼ばれています。松島の全景が眺められるポイントのひとつで、紅葉のスポットとしても人気があります。頂上には藩主の茶亭跡もあります。

【扇谷アクセス】JR仙石線松島海岸駅から登口まで車5分、山頂まで階段で3分。「ホテル海風土」から車10分。

松島雄島|松島の地名発祥の地「雄島」

見仏上人が12年間もの長きにわたって島から一歩も出ずに修行した偉業を讃えて、
ときの後鳥羽上皇から千本の松を贈られたことにより「千松島」と呼ばれるようになり、
それが転じてこの地一帯が「松島」となったという地名発祥説のある島です。

雄島には108の岩窟があったといわれていますが、現在残っているのは50ほど。
これらの岩窟は修行僧らが死者の浄土往生を祈念したもので、内部の壁面には卒塔婆や仏像、
法名を彫った跡が数多く見られます。

樹木に覆われた薄暗い空間に岩窟だらけの岩肌が続き、全島が霊場のような趣です。

■ 雄島「頼賢の碑」

雄島の島内には句碑も多く、島の南端には国の重要文化財指定の「頼賢の碑」が六角形の鞘堂の中に納められています。
この碑は、見仏上人の再来といわれ、22年間雄島で修行をした僧侶・頼賢の徳を讃えたもので、松島の昔の様子も刻まれています。

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩5分。「ホテル海風土」から徒歩15分。

松島ライトアップ|仙台松島のライトアップ情報。松島観光名所

秋の夜長を幻想的に楽しめるイベントが「松島紅葉ライトアップ」。
円通院庭園の紅葉ライトアップを中心に、瑞巌寺洞窟群、比翼塚・三聖堂、天麟院、観瀾亭の
大ケヤキや紅葉がライトアップされます。

やわらかな灯りに照らし出される紅葉は、昼間とは雰囲気の異なる幽玄の美をたたえています。

期間は10月末から11月末まで。料金は円通院のみ500円、他は無料です。 松島紅葉ライトアップと同時期に、瑞巌寺の参道にロウソクの灯りがともされる「瑞巌寺灯道『秋』」も開催されます。

闇に暗く沈み込む参道の足もとにロウソクの灯りが真っ直ぐに伸びる様はなんとも神秘的。

【お問い合わせ】
「松島紅葉ライトアップ」「瑞巌寺灯道『秋』」
とっておき松島実行委員会(事務局:松島観光協会)

【電話】022-354-2618

松島ガラス美術館|松島でガラス芸術を堪能「藤田喬平ガラス美術館」

藤田喬平ガラス美術館は、ガラス作家・藤田喬平氏の作品を展示する美術館です。
藤田氏は1921年に東京に生まれ、戦後間もなくガラス作家として独立し、1970年代に江戸時代の琳派の装飾様式を
ガラスに甦らせた画期的な作品「飾筥」で海外で高い評価を受けました。

ガラス美術館内では、代表作の「飾筥」をはじめオブジェの大作や花器、スタンドやランプ・シェードなど、常に
日本の現代ガラス界をリードし、ガラス芸術で初めて文化勲章を受章した藤田氏の作品世界を余すところなく堪能
することができます。
松島でもっとも景色のよい美術館ともいわれ、展示室を出たところにある展望露台からは
松島の島々や水上庭園を眺められます。

【アクセス】JR松島駅から徒歩約15分。「ホテル海風土」から徒歩15分。

【URL】http://www.ichinobo.com/museum/

みちのく伊達政宗歴史館|仙台みちのくの伊達政宗歴史館情報

みちのく伊達政宗歴史館は、伊達政宗公70年の生涯を、
等身大ろう人形を使って25シーン再現した歴史博物館です。

200余体のろう人形が奏でる名シーンの数々は迫力いっぱいで、
伊達政宗の波乱に満ちた一生をわかりやすく学ぶことができます。

館内に入ってすぐのところに併設されている「みちのくの偉人達」コーナーには、
太宰治や棟方志功、宮沢賢治、野口英世など、さまざまな偉人のろう人形が東北各県別に展示されています。

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩10分。「ホテル海風土」から徒歩5分。

【URL】http://www.date-masamune.jp/

レトロ美術館|松島で大正・昭和を偲ぶ「松島レトロ館」

五大堂前のお土産屋さん「陸奥物産店」の2階にある松島レトロ館は、
大正昭和時代の懐かしい品々を集めた博物館です。オモチャや本・雑誌、学校教材、銃後の暮らしを物語る品々、
LPジャケットや蓄音機、ポスター等々、古い物から比較的新しい物までが玉手箱のように詰まっていて、幅広い
年代の人の郷愁を誘うことでしょう。

メンコやコマ、けん玉、アメリカンクラッカーなど、昔の遊びを体験できるコーナーもあり、平成生まれの子ども
たちには新鮮な体験。実際に販売している駄菓子屋コーナーもあります。

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩8分。「ホテル海風土」から徒歩10分。

【URL】http://ww35.tiki.ne.jp/~akinomiya-m/

松島遊覧船|大小の島々を海から眺める「松島遊覧船」

松島湾に浮かぶ大小の島々を海から眺める松島遊覧船は、運行会社によってさま ざまなコースがありますが、
松島海岸中央広場の中央観光桟橋発着で、毎時定期 出航している「松島湾内一周コース」がもっとも気軽です。

季節によって変更は ありますが、朝9時から1時間おきに大型船が出航しており、
17kmのコースを約 50分でめぐります。料金は大人1500円、子ども750円。

運行している「松島島巡り観光船企業組合」では電話やホームページから予約も受け付けていますから、
事前に予約をしておけば旅の観光プランも立てやすく、おすすめです(予約の詳細はURLを参照)。

【アクセス】JR松島海岸駅から徒歩10分。「ホテル海風土」から徒歩10分。

【松島島巡り観光船企業組合URL】http://www.matsushima.or.jp/

【丸文松島汽船(株)】http://www.marubun-kisen.com/

塩釜神社|伊達家が寄進した社殿を持つ「塩釜神社」

瑞巌寺、円通院、観瀾亭など、伊達家ゆかりの建造物をめぐったなら、
少し足を延ばして「塩釜神社」を詣でるのもおすすめです。

奥州一ノ宮として1200年以上の歴史を持つ塩釜神社は、古くから朝廷をはじめ庶民の崇敬を集めてきました。

武家社会の頃には、平泉の藤原氏、鎌倉幕府の留守職であった伊沢氏、そして特に伊達氏の厚い崇敬を受けたと
いいます。現在の社殿は、伊達家4代綱村から5代吉村にわたって9年の歳月をかけ、宝永元年(1704)に竣工さ
れたもの。平成14年に国の重要文化財にも指定されました。

境内内に併設された「塩釜神社博物館」では、伊達家による奉納の品々や、鹽竈神社を参詣した文人墨客の資料、
帆手祭やみなと祭に使われる豪壮な神輿などを見ることができ、また塩釜神社の名前の由来でもある塩業関係の
資料、港町ならではの漁業関係の資料なども展示されています。

境内の桜の美しさでも知られており、天然記念物の「塩釜桜」の開花期間には、ライトアップや観桜茶会も開かれ、
多くの人で賑わいます。

【アクセス】JR本塩釜駅から徒歩15分。「ホテル海風土」から車20分。

【丸文松島汽船(株)】http://www.shiogamajinja.jp/

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